写真の真ん中の、後ろ側の白い建物が、日神会の建物です。
五反田駅ホームより撮影(2013年4月某日)。 |
相違点 | 日神会 | シルバーバーチの霊界通信を主たる情報源にするスピリチュアリズムによる解釈 |
霊能力を利用した金儲けについて |
自分達も、霞を食べて生きてはいけない。そのために、適正なお金は頂くという立場。 代行浄霊...2日。12万円 他者神霊治療養成講座...2日。13万円 特別浄霊...2日間。18万円 速神浄霊...1日(実質一時間以内)。5万円 値段としては、世間一般の常識から言うと、少々、高すぎ??・・・。 |
認めない。霊能力は、霊能者の個人的利益のために使う事は認められない。 本物の霊能力者とは、与えられた能力を、ひたすら、人のために使う。自分自身を 厳しく戒める日常生活。 |
転生(生まれ代わりについて) | 認めていない |
主に前世で犯したカルマ(悪業)の清算のため。 それ以外にも、類魂を代表して人間世界に飛び込み、その人生体験を霊界へ 持ち帰って仲間と体験を共有する場合もある。 |
アドバイスする霊について |
「天(てん)の親さま(おやさま)」という神。
聖天恩祖主本尊大神(せいてんおんそすほんぞんおおかみ)という高級神がいて、
すでに神の元に帰りついておられる。隈本氏曰く、 「島原の乱で戦死された方である。人間の寿命はわずか100年足らず。しかし、 この方は、400年前に生まれた方である。これだけ生きておられる大先輩に 人生のあるべき姿を教えてもらえる事。これに勝る教えはないでしょう」 と、自信高々に述べている。 |
シルバーバーチと仮の名前を名乗っているが、実際の名前や地位は不明で、
生きている地球人には明かした事が一度もない。 生を受けてから、少なくとも3000年は立っているという。 |
肉食 | 肉、魚、野菜と、何でも食べるのが正しい | 肉食は止めるべきだと説いている。気がついた人から自発的に止めるようにと教える。 |
生き霊の祟りについて |
生き霊の祟りを、それは「恐ろしいほどの口調で」、「著書で紹介」している。 念を送ると、それは相手に到達する。「愛」の思いも、「憎しみ」の思いも全部届くというらしい。 「相手を憎むと、その念が、全部、相手に行くんですよ!(浄霊の録音テープより)」と、 声を大にして述べている。 もし、憎しみの念を送ると、相手の霊力が自分よりも下回っていれば、効果はあるが、 相手の霊力が強いと、跳ね返されて、自分が苦しむ。そこで、 人を呪わば穴二つの教えを説いている。 |
人を憎む事は、神の摂理に反することから反対している。 しかし、相手から念が跳ね返されて苦しむのではなく、神の摂理によって、自動的に 苦しむようになるので、霊能者の言う「念が跳ね返されて苦しむ」のとは異なる。 相手に憎しみを抱いて相手が実際に苦しむのは、低級霊の仕業であり、生き霊を頭から否定する ような人には、全く通じない。 人を呪わば穴二つというもっともらしい教えを説いて、念が跳ね返って苦しむ...というのは、 典型的な、ニセ霊能者である事を示しているという。 生き霊の祟りを云々する霊能者は、迷信をまともに信じているか、意図的にウソをついているか のどちらかでしかないと断言している。 |
信じる神は? |
「聖(ひじり)の親(おや)さま」という。教祖の魂が神となり、世の人々を導くというもの。 正式な名前は、「聖地恩祖主本尊大神(せいじおんそすほんぞんおおかみ)」と言い、すでに 霊界の最高の神の一員になっていると主張。 さらに、島原の乱で死亡した武将の霊が、「聖天恩祖主本尊大神(せいてんおんそすほんぞん おおかみ:略称「天(てん)の親さま)」 と言い、大霊界の神々の住む世界において、神々のための王国を建設中という事。 大霊界の最高峰には、「核の超神霊」と呼ばれる全知全能の神がいて、大霊界、宇宙の統括に 当たっているとのこと。 |
全知全能の「大霊」のみを信仰の対象とし、地球人類のいかなる人物も(イエスキリストさえをも)、
崇拝物の対象にしてはならないと説いている。 ただし、すべての霊や人々、動物に愛をそそぎ、行動する事を強く求めている。 |
人間の死とは? |
魂が体から抜け出ていくこと。ただし、死に向かう魂には、多数の霊がくっついており、
それがクサビのように、突き刺さっているため、魂がスムーズに抜けでる事があまりなく、
死の苦しみを味わうのだとしている。 日神会より、普段から霊流を引く習慣を身につける事により、死の際に、霊の災いに 苦しむ事はなく、スムーズに魂が離脱し、霊界入りする事が出来ると説いている。 |
肉体と魂とは、シルバーコードと呼ばれるヒモのようなものでつながれており、
それが切れる時が「死」であると説いている。 一般的に、「霊性」が高い人が死ぬ時は死の間際の苦しみはあまりなく、 「霊性」の低い人が死ぬ時は、死に際に苦しみが生じると説いている。 |
精神統一について | 精神統一をすると、悪霊につかれやすいため、一切勧めない。 |
短い時間でも、精神統一をする事を勧めている。「魂の静寂」は、背後霊との
結びつきが強くなるとという教え。
「静寂の時こそ背後霊が働きかける絶好機なのです。片時も静寂を知らぬよう な魂は騒音のラッシュの中に置かれており、それが背後霊との通信を妨げ、 近づくことを不可能にします。 ですから少しの間で良いのです。精神を静かに統一するよう工夫することです。 すると次第に役に立つ良い考えが浮かんでくるようになります。 (シルバーバーチ)」 |
霊障を取り除くグッズについて |
代行浄霊等、浄霊を受けた人には、一回、一つのお札(エネルギーを閉じ込めてある
という事らしい)が特典として付く。 追加で欲しい場合は、浄霊の合間の案内などで、「一体一万円」で購入も可能。 五体欲しい場合は、五万円支払う事となる。 |
グッズの販売をも、厳しく戒めている。そもそも、霊能力を利用した金儲けを認めていない。
「もし、それらのグッズが、本当にその人を霊障から守るのであれば、それは、
タダであげるべきである」 また、 「本当の霊能力者ならば、もし、目の前に霊障で困っている人がいれば、黙ってその 霊障を取り除いてやるべきである」 という教えである。 |
地獄について |
世にも恐ろしいほどの内容を著書で述べている。 夜叉界(やしゃかい)...地獄の最上界。恐ろしい姿をした地獄の 霊たちが、他の霊を殴ったり、眼球をえぐったりと、果てしなく争いの続く場所。 ただし、場所によっても地獄のありようが異なる。 濁王界(だくおうかい)...主に、数千年以前に他界。地獄に落ちた人々のいる場所。 コールタールとヘドロを混ぜたようなドロドロした場所で、鈍重に霊たちが動きまわっている。 ****ここからは、地下凍結霊界だという**** 陰王界(いんおうかい)...5000年から8000年以前に他界した霊魂達の 住む場所。暗黒の中に、ただ、たたずんでいる。人間がそこに直接行くと、虚無的な感情を 抑えきれず、苦痛になる場所。 夜王界(やおうかい)...数万年から数十万年前に他界した人達の居る場所。まったく動かないように 見えるが、近づくと、かすかに息をしているのを感じる。地上の人間には、虚無感がさらに増すなど、 地獄の底の底となる。 地下神界 地王界(じおうかい)...数億年以上の淘汰の時を得てたどりつく場所。 無声、無音で意思疎通を図っている。 大地王界(だいじおうかい)...すべてのものがキラキラ美しく光り、 地獄の底とは思えない、静の神の世界。 |
地獄はどこにも存在しない。しかし、生きている当時、霊的な向上を怠った事。
他人に愛を注ぐ事が出来たのにしなかったとか、人を助けなかった。騙しておとし入れた。
他の人や動物達に、あまりにも無慈悲であった事が、霊界に来てそれらが誰の目にも
ごまかしようもない事実として強く思い知らされ、後悔して苦しむのだと言う。 生きている間に、「神の摂理」とかけ離れた生き方を苦しみ、自分で自分を罰する ようになり、これが肉体を持たない霊には数十倍以上にもなって苦しむのであり、 それが「地獄」のようなものであると説いている。 キリスト教や、仏教でいうような、天国に相対する地獄とは存在せず、 「地獄とは、己の心の中にある」という教え。 |
先祖の霊障について | 「先祖が誰かを苦しめて殺したりしたため、相手から大変憎まれ、 呪い殺された。『この人間だけで終わらせるものか。子々孫々祟ってやる!』 と、取りついてくる事がある(浄霊の時にテープ録音する内容による)」ため、 日神会の自己治療の技術をマスターすべきと説いている。 | 「先祖の罪を、子孫が償う」という考え自体が間違っている。 「自分の犯した罪は、自分で償う」しかない。地縛化した先祖霊は、霊界側で、 責任を持って進められる。 |
宗教の意義 | 日神会こそ、人類全体の危機を防ぐ宗教であると 主張する。 | 地上の宗教は、すべて失格。スピリチュアリズムによる人類救済こそ、最高の教えと 説いている。 |
信仰について |
「もし、あなたがこの本(教えを説いている)の内容に、少しでも
疑いの心を持つのであれば、あなたは永遠に、超神霊との出会いが
得られないでしょう」と著書に記述。 「絶対的な信仰」こそ、救われる唯一の道だと説いている。 |
シルバーバーチは、「私の言う事を、全部受け入れてくれなくても良いのですよ。
あなたの理性を使い、私の教えに挑戦なさってください。そして、
もし、どうしても納得いかないのであれば、拒絶して頂いて結構です。
私共も、絶対に間違っていない事を言うとは限りませんから」
と説いており、地上の人間の「理性」を最大限に使い、検証する事を 勧めている。 |
宇宙の始まりや進歩について | 150億年前、はるか2000億年前に、「核の超神霊」の「原初の魂」 が誕生。そこから、長い月日をかけ、爆発と収縮を繰り返し、150億年 前のビッグバンから今日に至ると説いている。 | 「宇宙の始まりは、自分達にも一切わからない」と、ハッキリ述べている。 |
教えを諭す方法について | 地獄へ落ちる恐怖を、前面に煽りたてて布教活動をしている。 |
「わたしたちは、罰の恐ろしさをチラつかせながら説得することはいたしません。恐怖心から大人しく生きる、そんな卑屈な臆病者にはなってほしくありません」
「“大霊から授かった理性を存分に駆使して、わたしたちを試しなさい。徹底的に吟味なさい。その結果、もしもわたしたちの述べることの中に低俗なこと、邪険なこと、道義に反することがあると思われたら、どうぞ拒絶してください”」
と言っている。
|
夫婦間の葛藤、トラブルについて |
結婚当初は、相手を気遣い、相手をたてるよう、お互いに気を使ったものだが、
二年三年と立つうちに。あるいは、子供が出来た後など、「自分が、相手に最大限、
尽くしている」という気持ちがお互いに高じるようになると、葛藤、喧嘩、離婚や
浮気などに発展しやすくなると説いている。 結婚前のデート時に相手に気を使ったりしたこと。結婚当初に素晴らしい家庭を 築こうとした事など、再認識し、実行することにより、解決していけるものだと説いている。 |
夫婦の葛藤、トラブルなどを、「自然現象の一種」であると説いている。 一般的に、夫婦の霊性が、同レベルにある時は、争い事は生じないが、一方が、 より高いレベルの霊性を指向し、それを登って行こうとするようになると、トラブルや 葛藤が生じるものだと説いている。 霊性の進化は、お互い、歩むスピードも段階も異なるため、逆に「自然現象」の一つだと 説いている。 ただし、霊性の高くなりつつある方が(夫。もしくは妻)、配偶者の相手の霊性の進化を 願って祈る事が望ましいと説いている。 |
除霊と浄霊について |
除霊...一時的に(時に強制的に)霊魂を取り除く事 浄霊...霊を取り除くだけでなく、その後、高い神界へ送ってやること。 それには、日神会の浄霊が一番だと説いている。 神から引いたエネルギーを分け与える「他者神霊治療講座」の受講を、 強く勧めている。 |
除霊と浄霊に違いにこだわるのは、あまり意味がない。霊能者が、一時的に苦しむ人に 取りついている霊を、己の霊体の手で取り除いたり、霊的エネルギーを当てたり、 高級霊に頼んでどこかに連れていってもらったりするだけで、一時的には良くとも、 すぐに別の霊に取りつかれたりして苦しむようになる。 |
呪法について |
著書でも、浄霊会場でも、「九字(くじ)」の手印の組み方を必ず指導する。
九字の切り方は教えてはもらえないが、「正式の九字の組み方」と「略式の九字の組み方」
は必ず指導される。 それ以外にも、「聖(ひじり)の親さま」からエネルギーを取り込む方法は、 自称霊能者たちの手により、念入りに指導を受ける。 |
九字、護符張りなど。こうした呪文や霊術には、何の効果もないどころか、
低級霊を付け上がらせるだけ。 密教の行者も祈祷師も、低級霊にとっていい遊び相手でしかないと断言している。 |
教祖の死後 | 教祖の自分は、数億、数十億の霊が迎えに来てくれ、霊界最高の天命界に帰りつくと 述べている。信者たちは、「聖(ひじり)の親さまを信じ、エネルギーを頂く」事により、 やはり最終的には、自力で天命界まで帰りつくとしている。 |
地上で「教祖・メシア・預言者・大いなる現人神(あらひとがみ)」とされてきた人物の死後は、
とても惨めである。彼らの真実の姿と霊的内容は、霊界では誰の目にも明らかになる。 地上時代に信じていたものが、実はガラクタ同然であり、信者達は死後、大変後悔するようになる。 そして、とても己が恥ずかしく思えるようになる。 |
霊視能力を持つ人について |
「霊が見えます」、「霊の声が聞こえます」、「自分の魂の親さんの声が聞こえます」。
これは、全部、低級霊がささやきかけていると述べている。 さらに、浄霊会場では、もし、そのように「霊が見える」という人が来た場合、 「地獄に引きずり込まれないように」と、ある意味では、その人の霊視能力を 削ぎ落とすような誘導をしているふしがある。 |
「霊能力」は、生まれついてのもの。訓練である程度は鍛えられるが、あくまでも、 生まれついてのものであり、「霊能力を持つ必要がある」人に、霊能力が備わるとしている。 |
地球人類の危機について |
地球人類の魂、心の汚れ等により、地球人類を滅ぼすようなビックバンのごとき
事が起きる可能性もありえるとしている。 日神会が、それを阻止し、一人でも多くの人間を救うと説いている。 |
宇宙の中で、生命体のいる星の中で、最下層に位置する地球だが、その霊性の低さに、
霊界下層まで影響が少なからぬ影響が及んでいるため、イエス(キリスト)を中心とする、
数百億もの高級霊達による、宇宙最大規模の軍団が組織された。 これから、千年、一万年、十万年・・・とたつうちに、どんどん地球人類の霊性は進化し、 今とは比べ物にならない輝ける未来が待っていると説いている。 |
自殺について |
基本的には認めないが、「死に際の想念」により、行く世界が異なると言う。 全部の霊が、救われずにいるのではなく、高い霊界へ行った例もいると言う。 |
認めない。「自殺は神の摂理に逆らう」身勝手な行為であり、自らが作りだす暗黒の
闇に閉じ込められ、激しい後悔と苦しみを味わう。 ただし、自らの命を投げ出すことにより、他人を救う事が出来たなど、打算的な理由が 少ない場合、その分だけ考慮される。 |
守護霊について | 「聖の親さま」からエネルギーを頂き、自分で自分を守れるようになったら、 再び高い霊界に帰っていただくのが正しいあり方だと主張する | 生まれてから死後、一定期間、守護霊としての役目を放棄する事は、決してない。 |
上下の関係について |
「聖の親さま」への、「絶対的服従」こそが、救われる
唯一の道だと説いている。 そのため、霊、人間同士で、実質、「上下の関係」を説いているようなもの。 |
「自分は皆さんのお友達である。いつでもお呼び下さい。自分の方が、力になって
あげたいくらいであり、御用人(サーバント)くらいにお考えください」
と説いており、そこに上下の関係はない。 大霊ただ一つのみを、信仰の対象としている。 |
病気治療と奇跡について |
西洋医学で及ばない部分で、日神会の治療法が役に立つと
説いている。 日神会の浄霊が、「世界最高レベル」と述べている。 |
「奇跡」はありえない。病気、苦しみが、治るべき時期が来た人は、
自ら治療家の元を訪れるか、あるいは、治療家の方からその人の元を
訪れるかをするという。 ヒーリングという手法を使う。 |
治療が及ばない場合について | 「貴方の悪想念のせいです。弱心のせいです」と、依頼者自身のせいにする。 | ヒーリングによって良くならない場合は、「まだ、治るべき時期が来ていない」と 判断を下す。 |