日神会の問題点

*浄霊の代金が高い
 まずは、これが一番の筆頭に来ます。もちろん、統一教会や、創価学会など、メチャクチャ金の かかる宗教と比べれば、良心的な値段とも言えますが、トップページでも述べたように、 浄霊の代金は、果たして、妥当と言えるレベルでしょうか?

 ハッキリ言えば、「貧乏人では、信仰を続けられない値段」です。21世紀に突入後、 日本の景気は必ずしも良くはありません。つまり、経済的弱者は、より「救いを求める」立場に あるのです。
 そんなご時世にあっては、宗教法人であるならば、弱者のために、多少の自己犠牲を払ってでも、 無料で人を救う事も考えるべきだと思いますが、どうも、そうした思考は浮かばないらしく、 「ひたすら、金儲けに励む姿」ばかりがクローズアップされています。
 ネット時代に突入し、同じような「日神会の浄霊」を受けた人同士で話をしてみますと、 やはり、「値段が高い」という事では、一致しています。
 つまり、すべては、「日神会が、儲けるための口実」と勘繰られる可能性もあるわけであり、 それは、シルバーバーチの語る霊界論とは、対極の位置にあるのですが、日神会の関係者の 方は、この疑問に対し、どう答えますか?
 長崎と都内(五反田駅前)に、立派な建物を建てられたのであれば、中身も立派であると 信じたいです。
 浄霊申し込みの前に、必ず、電話口で、「会長先生の出された、すべてのご本を 読まれる事」という事を、強く勧められます。
「より、浄霊の効果を出すため」だそうですが、裏を返せば、 「一人でも、多くの人間に本を買わせるため」である・・・と勘繰れるのも事実です。 これに対し、どのような答えを頂けるのでしょうか?

 本を全部購入して読めば、万単位の金がかかります。ちなみに、シルバーバーチの 霊界理論を信仰するグループは、無論、本の販売も行っていますが、それ以外でも、 ネット上で本文の全面公開をし、お金がなくとも、それらの霊界論に触れて、一人でも 多くの霊性アップに役立てようと、日夜努力をしているのです。
 しかし、日神会では、「何が何でも、本を買わせて読ませること」を目指している ようで、好感が持ちづらい部分があります。
 地元の図書館で、大霊界シリーズの贈呈本を見た事がありますが、より多くの 人に教えを深める意味では、もっと自腹を切る必要もあるのではないでしょうか。


 会員として入会すれば、年会費で一万以上、かかります。家族会員ではさらに かかる事となります。
 それ以外でも、一度浄霊を申し込むと、二日間のスケジュールで、12万円(代行浄霊)。 また、他者神霊治療養成講座申し込みで、二日のスケジュールで13万円。  他者神霊治療養成講座は、「一年に一回、受けること」という事ですから、 「毎年、13万円を贈呈」する事となります。お金持ちにとっては、痛くも痒くもない 金額ですが、今現在の日本の情勢下では、この出費の痛い人はたくさんいるはずです。
 また、能力の高い人に浄霊を受けるのは、「特別浄霊」と言い、二日間で18万円の 値段が付いているようです。
 50万、100万かかるわけではないので、お金をつぎ込む方も多いと思いますが、 要するに、「気が付くと、莫大な金をつぎ込んでいる」事になりますし、 「そのように、次々にお金を寄付させようとする巧妙な仕組み」である事については、 いささか疑問に感じざるを得ないのです。

 日本古来から伝わる、有害な迷信を排除した実績というのは確かに大きいのですが、 それは同時に、「日神会へ、お金の流れを変更させただけ」とも言えるのです。
「本は全部購入して読んでください」、「浄霊を受けられた方には、お札を一つ、 一万円でお分けします」、「代行浄霊の代金は12万円です」、「年会費は*万円です」、 「体力的に、二日間の浄霊に耐えられない方のために、速神浄霊法を開発しました。 一日で、五万円です。お集まりいただいた後、一時間以内で完了いたします」 と、次々にお金の話が出てくる点では、どうも賛同しきれないわけです。

「良くわからないけど、浄霊の代金は高いという話らしい(ネット上の一つの評判)」
というのは、真実を突いていると言えるでしょう。
 ネット時代でどんな情報でも流れるからこそ、あらゆる疑問に答える義務も出てくる わけで、「人類を救う」大義名分の前に、「料金に対する不満の声」に、答える義務が あると感じるのは、私だけでしょうか?

 ここは是非、正式な答えを頂きたいところです。

*信じようとしない人に対する「恐怖」の思想が、桁違いに凄い!
 シルバーバーチのスピリチュアリズムと比較して、決定的に異なるのは、徹底的な、恐怖で信仰者を 増やしている疑いが、極めて濃い部分です。これは、日神会に、深く傾倒した人でないと、 わからない部分です。
 その思想の決定的とも言える集大成の内容が、本になっております。
大霊界 (6) 隈本 確 (著) 
弘文出版
ISBN-10: 4875201346 
ISBN-13: 978-4875201342 
の本です。この本だけは、その「恐怖の思想」の集大成とも言うべき内容です。
 信じる人、信じない人も、是非、この一冊だけは、目を通して欲しいものだと思います。
 一言でいえば、「霊的に何も知らない素人を、新たな『霊的迷信』に引きずりこんで 惑わす」内容となっております。
 霊的に詳しい人間が惑わされることはありませんが、かつては恥ずかしいことに、 この本の内容をまともに信じてしまいました。
 その結果、「無用の怯え」や、「不要な恐怖心」を持ってしまったという当サイト 管理者にとっては、まことに恥ずかしい過去があります。

 要するに、上記の本は、 有害指定図書として指定すべき内容そのものと言えるでしょう。
 霊的に詳しい人であれば、上記の本の教えがいかにバカらしいかがわかりますが、 何も知らない霊的な素人に対し、上記の本は、まさに「有毒」な存在です。
 したがって、大霊界シリーズでも「大霊界6」だけは、発売禁止にして欲しい本です。
 どんな綺麗事を述べていたとしても、全体を通してみると、「霊的な知識が乏しい人を、 脅迫しているだけ」の内容となっています。
 これで冷静な判断を失わせ、巧みに会への資金獲得と、誘導を図っているようです。


 当方といたしましては、シルバーバーチの本をお勧めします。日神会のような、 「丁寧に見えても、会に金を落とさなければ地獄に落ちるぞ」と言わんばかりの 内容のものよりも、「人間の持つ理性に訴える」教え方のほうが、より優れていると思います。
 お金のない方も、検索エンジンなどで「スピリチュアリズム」とか、「シルバーバーチ」 などの検索語句を入れれば、簡単に教えのいくつかが検索できますので、それを人生の 一つの糧とされることをお勧めする次第です。

 無論、最初からすべて受け入れる必要はありません。
「自分の理性が反発するものは、受け入れないこと」
です。自分の考えと照らし合わせて、しっくりくるもの。納得のいくと思われる部分だけ を受け入れられてください。人生に希望を持たせてくれる一つのきっかけとなるかもしれません。

 さらに、下記の言葉も参考にしましょう。

「真理というものは受け皿が用意されて初めて受け入れることができるのであって、それ以前は 知らん顔をしているものです。
 精神が受け入れる気になった時に真理の方からやってくるのです。せっかく訪れてノックをしても 冷たくあしらわれることがわかっている時は、真理は近づこうとはしないものです。
そろそろドアが開いて入れてもらえると思うまでは、少し離れたところで待機しているのです。
(シルバーバーチの霊訓)」

「神は全ての者を試される。そして相応(ふさわ)しき者にのみ真理を授けられる。
(インベレーターの霊訓)」


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